四方転び技法の練習、その1

 四方転び: 椅子等で4本の脚が上に行くほど内側に傾く構造
 大層なタイトルにしたが正統な四方転びは無理なので正しくは、四方転びもどきで
 且つ手工具での加工は出来ないので電動工具とJigでの加工。

 今回、傾斜角は10度 ホゾ穴を10度の角度付きで加工は出来ないのでホゾに
 10度の角を付けて見た目が四方転びにする。

 ホゾ加工Jigはオケラ工房 亡き太巻先生に教わったJいgを改良する。

 10度の角度つきクサビを両面テープで取り付けて加工する。
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 問題点

 1、胴付面が全て面一に加工出来る事
 2、加工する材が安全面から確実に固定出来るか

 対策・検討

 1、最初の加工時、材をセットした時に加工材の先端に当りをセットする。
   ※ ホゾ先が長方形の為、設定した当りを活用出来るのは3面のみ

 2、10度の角度付きクサビの厚みを材より2mm程度小さくする。
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 加工はトリマーに10mmのストレートビットを装着して加工。

 加工結果

 胴付面で多少、段差が出来た。
 原因は当りの垂直面の加工精度に問題があった為。
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 その他、安全面では特には問題なし、但しこの加工方法では角度は10度が限界。
 次はホゾ穴加工、こちらは角度は付けない。